本日はお招きいただきありがとうございます。記念すべき「第1回京都インターナショナル・ギフト・ショー2019」が盛大に開催されますことを心よりお慶び申し上げます。経済産業省を代表し、ご挨拶申し上げます。
ギフト・ショーは東京ビッグサイト全館を利用し、開催されているファッションやパーソナルギフト、ライフスタイル、また、デザインを活用した多彩な展示品が並ぶ、日本最大の展示会であり、そのギフトショーが海外からの知名度が高く、日本有数の歴史と文化の町ここ京都で開催されることはとても素晴らしいことだと思っております。
先日、出展者説明会にも出席させていただいたのですが、当初予定していた定員をオーバーする大盛況でありまして、出展者の皆様の活気、熱意を目の当たりにし、展示会開催にあたって、京都という地域のポテンシャルの高さを強く感じました。
出展者の皆様におかれましては、このような国内国外の多方面に渡る方々が集まる展示会の場で、日本の「モノづくり」の質の高さをクールジャパンとして国内外に発信していただければと思います。また、海外からも優れた商材やバイヤーの方々が集まることにより、様々な業態融合を実現し、新たな市場の創造に貢献されることと期待しております。
我が国の展示会の多くは利便性の高い首都圏で開催されておりますが、地方においては地方の特色を活かした展示会を開催することで、首都圏との差別化を図ることが重要です。今回その一つとして、展示会終了後に産地を巡る、「オープンファクトリー」が企画されております。実際の工房や産地を直接見ることができるというのはバイヤーにとっては貴重な経験であり、これこそが地方開催展示会の強みであります。
このように街全体を1つの展示会として構成する、「市街と一体となった展示会」の開催にあたっては自治体側の協力が不可欠です。今回開催にあたって京都府、京都市をはじめとした関係者の皆様には様々なご協力をいただき、この場をお借りして御礼申し上げます。
本日から計3日間、出展者・来場者の皆様がこの会場で有意義な時間を過ごされ、新たな商機、大きな成果をつかんでいただければと思います。
ギフト・ショーに代表される展示会は、「ヒト」「モノ」「情報」が交わる場であり、企業の大小に関わらず、新しいビジネスやイノベーションが生まれる特別な場です。
また、展示会は高い集客力を有することから、展示会開催により生み出される経済効果は、開催地域一帯に幅広く波及するものです。
経済産業省としては、この展示会を重要なビジネスインフラと考えておりまして、更に多くのビジネスチャンスを生み出すために、日本全国で展示会を盛んにするべく、引き続き展示会産業の発展を進めて参りたいと考えております。
結びに、主催者であるビジネスガイド社様をはじめ、出展者や来場者の皆様、そしてこの京都ギフト・ショーの成功を祈念いたしまして、私の御挨拶とさせていただきます。
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