ご来場の皆様、ご出展社の皆様、関係者の皆様、この度は『第6回京都インターナショナル・ギフト・ショー』の開会式にご出席を賜り、感謝申し上げます。
京都ギフト・ショーは、皆様のお陰を持ちまして、今回の開催で6回目を迎えることとなりました。2020年はコロナ禍で延期となりましたが、2019年の初回開催から継続して3月に開催しております。今回も「京都知恵産業フェア」様にご併催いただき、京都の「知恵」を活かした新しいライフスタイルを提案する「京もの」を一堂に集め、京都の魅力を発信する場に「ギフト・ショー」をお選びいただいておりますことに、心より感謝いたします。
京都ギフト・ショーは本日3月12日と明日13日、ここ京都市勧業館「みやこめっせ」の3階と1階で開催いたします。出展社数は約280社、292ブースとなりました。今回は京都府下からのご出展が約4割、残りの6割は、北は北海道から南は九州まで、全国各地31の都道府県に加え、海外はブルネイ、中国、香港、韓国の4つの国と地域から8社が出展します。
今回は、インバウンドやお土産に需要がある商品、日本の伝統的なものづくりの技術や文化を現代のライフスタイルに合わせて進化させた商品などが突出して多く、また来場者もそのような商品を求める方が非常に多いのが特長です。過去5回の開催を経て、「京都ギフト・ショーは効率的に日本の職人の技が活かされたモダンな商品を発見できる場である」と国内外のバイヤーから好評をいただいております。
全国的にインバウンド客数が過去最多を更新していることもあり、万博イヤーとなる今年はさらに観光市場の活性化が予想されます。京都ギフト・ショー本来の実力が発揮できるのではないかと期待しております。
また、京都ならではの取り組みといたしまして、「WAZA博」や「端材・廃材・副産物」のビジネスマッチングに加え、会期翌日の金曜日にバイヤーが出展企業の工房や工場、スタジオを訪れて商談や見学ができる、「オープンファクトリーデイ」を今回も実施いたします。クラフトツアープラットフォーム「オンランド」とコラボしたツアー企画や京都手描友禅協同組合様のご協力によるワークショップも実施いたします。
加えて、今回も次の時代の担い手となる意欲的な学生を誘致し参観という形で受け入れることで、京都ギフト・ショーという場が次の時代へバトンをつなぐきっかけとなる出会いをご提供できればとも考えております。
京都ギフト・ショーは、他の都市で開催するギフト・ショーにはない新たな役割を担い、京都の伝統と文化産業の販路開拓や未来へつながる、新しい革新的なものづくりや販路開拓をご提供できるよう邁進していく所存です。年に1度のこの機会をお見逃しのないよう、お楽しみください。
それでは、『第6回京都インターナショナル・ギフト・ショー2025』の開会を宣言いたします。
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